2005年 10月 30日
花束・その1 |
8月のペーパー試験が終わって、机に向かう勉強も一段落した頃からボランティアをやっている。障害を持っている方の作業所でのお手伝い。
最初は緊張もあり、偏見もあり、恐怖心もありで不安だったというのが本音。
けれど週に2回くらいの割合で顔を出し続けていたら、みんながだんだんと私の顔を覚えてくれるようになった。知的障害の人が多いので名前を覚えてもらうのは難しいんだけれど、2,3人は私の名前を呼んでくれる。
そして私の合格を知って作業所の方がコスモスの花束をプレゼントしてくれた。
たどたどしい言葉で、みんなで声を合わせて「おめでとうございます!」と言ってくれて本当に嬉しかった。きっと中には何がなんだか理解できてない人もいると思う。
それでもそれでも人の温かさをたくさん感じて、胸が熱くなった。
自分も生徒に人として大切な優しさや温かさを伝えていこう!って思った。
by tenom
| 2005-10-30 10:36
| 頂き物のこと
|
Comments(2)
Commented
at 2005-10-31 12:00
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented
by
tenom at 2005-11-01 17:02
ひそかに、バイトの休みの日は必ず顔を出しています。
作業所の人を見ていると、出来る人が出来ない人の分までやればいいんだ、みんな一生懸命だったらそれでいいんだって思う。
ちょっと仕事覚えの悪い子をのけものにしようとする効率主義の現実社会ってなんて優しさのない世界なんだろうって思うよ。
作業所の人を見ていると、出来る人が出来ない人の分までやればいいんだ、みんな一生懸命だったらそれでいいんだって思う。
ちょっと仕事覚えの悪い子をのけものにしようとする効率主義の現実社会ってなんて優しさのない世界なんだろうって思うよ。
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